モラハラが原因で調停離婚後、幸せな再婚をした5児の母。
以上2名で面白おかしく、時には切なく真面目に人生日記を語たり切ります。
別居をするにあたって私が1番に気にかけていたこと それは…。
『子どもたちの反応』
ピーちゃんが遠方出張へ旅立ったその日。
引っ越し前日の新居で私は、離婚への決意を綴った手紙を子どもたちへ読みました。
ピーちゃんとの別居について子どもたちへ伝える
〜以下全文〜
長男、次男、長女、三男、次女へ
ママとパパは明日から別々に暮らします。
ママの今の気持ちを伝えます。
ママも長男、次男、長女、三男、次女もバカとか、クソとか、アホとか、お前はダメダメ人間なんだ!!という言葉を投げつけられるような人間ではありません。 大切な大切な世界にひとりの大事な人間です。
ママは人をバカにするような態度や相手を傷つける言葉がそばにある場所から離れることを選びます。そして、大きな物音や大きな声にビクビク怯えながら、不安になりながら生活する場所から離れることを選びます。
ママはママも子どもたちもイキイキと自分らしく生きることができる場所や時間を選びます。
ママは辛いことや苦しいことへ立ち向かう力を持っています。
ママは子供たちを守り、お互い協力し合いながら一緒に生きていくことがママの喜びでもあり、幸せです。
これがママの選んだ生きる道です。
まっすぐで嘘のない正直な気持ちです。
大好きな子どもたちに出会えたことも、ママには生きる道を切り開いていく力があるんだ!!と知ったことも、パパとの出会いや経験があったからだと思っています。
パパには心から感謝しています。そして、パパにはパパの幸せを見つけて欲しいなぁって思っています。
新しい生活に不安や怒りがあると思うの、その気持ちはバツではないから、我慢しないで正直に言って欲しい。ママは受け止める事しかできないけど、いつもみんなのそばにいます。
そして、その不安が安心に変わるようにママはたくさん努力します。これからのママの背中をしっかり見続けて欲しいです。 最後にみんながパパと離れて暮らすことを選んでごめんね。
~以上全文~
手紙に込めた想いと子どもたちへ1番に伝えたかったこと
ピーちゃんへの手紙と同様に何度も書いては消し、消しては書いた渾身の手紙。
オブラートに包むことなく、単刀直入にピーちゃんと別々に暮らすことを宣言。別居をする理由と共に私の気持ちを分かりやすく説明しました。
決して子どもたちを旧夫婦間の駒にすることのないよう、ピーちゃんを悪者にするような言葉を避け、「別居後、私がどんな目的と希望を持って子どもたちと過ごしていくのか?」ということにも触れました。
そして、子どもたちへ一番に伝えたかったこと、それは…。
『離婚を決意し別居を選択したことへの謝罪』
どんなに私が自分の幸せを生きると強く願い行動しても、その行動の裏には子どもたちの心が傷つくという事実がある。
夫婦が協力しながら子どもたちを育て、家族関係を維持するという責任を放棄すること。
子どもたちが旧夫と過ごすこれからの時間を私が奪うこと。
子どもたちの「両親には仲良くして欲しい!一緒にいて欲しい!!」という心からの願い。
その願いは、私たち旧夫婦の事情によって打ち砕かれ悲しみを味わう。だから子どもたちには、一緒に幸せになっていくという努力と心からの「ごめんなさい」を伝え続ける責任が私にはある。
そして、不甲斐ない、不完全な母親である私。
人として未熟な私を私自身が認めるという、もう一つの「ごめんなさい」。
これが離婚して2年以上経った今でも変わらない、離婚に関して子どもたちへの私の気持ち。
手紙を読んだ時の子どもたちの反応
初っ端から長男、次男、長女の怒号と泣き声で手紙の内容はほぼ伝わっていない状態。
私は「これからここで暮らすんだ」「これから幸せに生きていく」というスタンスを崩さずに元の家へ帰宅。
それからすぐに微妙な変化が…。
長男「パパいなくても、変わりないじゃん。いても酒飲んで暴れてるし。さっき嫌だって言ったのは、この家に居たかったから。Wi-Fiさえちゃんとしてたら、どこに住んでもいいよ。」と。
帰宅時、リョーコの実家で泣き崩れていたが次男「お父さんいなくても大丈夫そう。あっ、だけど引っ越した日は泣いちゃうかも」と。
長女「ママの気持ち私もわかる〜。パパがイライラして怒ると悲しい気持ちになるの。ママこういうこと(急なお引越し)する人だと初めて知ったよ〜。」 と。
三男はかろうじてお引越しするんだ〜くらいの認識、末っ子は全くわかっておらず。
年齢や性格、ピーちゃんとの生活に対する捉え方の違いから、子どもたち各々が様々な反応を示しました。
翌日から荷物を自宅から新居へ搬入し、数日で別居開始が完了。
そのまた数日後に出張から帰宅したピーちゃんは「別居に対して納得ができない!!」と、話し合いの場を要求。
次回は、調停離婚への一歩を踏み出すきっかけとなったピーちゃんとの最後の話し合いについてお伝えします。
リョーコ:私
ピーちゃん:離婚したモラハラ旧夫